妖怪研究のパイオニア「井上圓了」

井上 円了 (いのうえ えんりょう)
誕生日 : 安政5年2月4日 (1858年3月18日)
没  日 : 大正8年(1919年) 6月6日
仏教哲学者、教育家である円了は、「諸学の基礎は哲学にあり」という教育理念を掲げ、「余資なく優暇なき者のために教育の機会を開放する」という旨趣のもと、29歳という若さで後に東洋大学となる哲学館を設立しました。
常に冷静沈着で理性的であると共に「名を捨てて実を取る」柔らかいオープンマインドな教育方針を持ち 人生を社会教育に捧げた生涯学習の先駆者でもありました。

哲学者として著名な円了ですが、近代的な妖怪研究の創始者としても知られ、オカルティズムを廃した科学的見地から研究を行いました。
円了によれば、妖怪は実怪と虚怪に、実怪はさらに真怪と仮怪に、虚怪はさらに偽怪と誤怪にそれぞれ分けられると考えました。すなわち、真怪は超理的妖怪であり、宇宙の万物で妖怪でないものは無く、水も小石も火も水も妖怪なのです。
仮怪は自然的妖怪であり、物理的妖怪(人魂や狐火など)と心理的妖怪(幽霊や憑霊など)とがあります。
偽怪は人為的妖怪であり、利欲その他のために人間が作り上げた妖怪である。誤怪は偶然的妖怪であり、たとえば暗夜に見る石地蔵(鬼)、枯尾花(幽霊)を妖怪と見るものです。
世間でいう妖怪の5割は偽怪、3割が誤怪、2割が仮怪である。この3種は科学的説明ができ、真怪の研究によって宇宙絶対の秘密が悟得できる、と考えました。

参考記事 : ウイッキペディアから抜粋
参考写真 : 東洋大学甫水会城北支部ブログから引用

東洋大学

東洋大学はお坊さんを目指す真面目な学生が日夜勉学に励んでいます。

文学部英語コミュニケーション学科

英語コミュニケーション学科では「国際社会でコミュニケーションできる英語力を磨く」を教育目標として、 グローバル化・情報化の時代に対応できる有為な人材の輩出を行っています。 学生には、語学力のみならず、異文化を理解する視野および柔軟な判断力を養う事で、英語を軸にした総合的なコミュニケーション能力を育むことを科目に取り入れています。 その為、講師陣には様々な英語圏出身の講師が多く、学生が留学しやすいように半期科目が多い事などが大きな特徴です。
参考 : 東洋大学 文学部英語コミュニケーション学科

東洋大学板倉キャンパス

東洋大学は舘林市板倉ニュータウンのコンセプトである研究学園都市計画に共鳴し、地域振興として1997年に設立しました。
使用学部は生命科学部、大学院には大学院生命科学研究科が設置されています。
2009年度には応用生物学科、食環境科学科が増設され、生命科学の基礎から応用、また食品科学と環境科学の幅広い教育・研究を行う環境が整いました。
2010年3月には新実験棟が竣工し、北関東最大の生命科学教育研究機関の体制が整いました。
キャンパスでは豊富な敷地面積を利用して、大きな教室、実験室などのスペースを確保すると共にスポーツ施設も充実されています。広大な敷地には整備された公園があり、周辺には多くの野鳥が生息しています。学生は豊かな環境に包まれて勉学・研究を行っています。
参考 : 東洋大学 キャンパス紹介(板倉キャンパス).

長谷寺(奈良)の歴史

長谷寺(はせでら)は、真言宗豊山派総本山の寺です。
長谷寺は平安時代中期以降、観音霊場として貴族の信仰を集めました。
長谷寺の創建は奈良時代、8世紀前半と推定されますが、創建の詳しい時期や事情は不明です。
長谷寺(はせでら)は、牡丹の名所であり、150種類以上、7,000株と言われる牡丹が満開になります。当寺は古くから「花の御寺」と称されています。また『枕草子』『源氏物語』『更級日記』など多くの古典文学にも登場します。
参考 : ウイッキペディアから記事を抜粋、写真引用

関連資料

東洋大学では伝統文化の講座として開催された実績があります。その一部をご紹介します。
東洋大学 インド哲学科のイベント
東洋大学 文学部 インド哲学科 公式HP
2008年6月21日 東洋大学文学部伝統文化講座 聲明公演
              「奈良・長谷寺勤行・ほとけへの祈り」開催

2012年6月2日 東洋大学文学部伝統文化講座 聲明公演「雲上の祈り」開催 (PDF)

宮内敦夫先生

世界に通じる人材を育てる

宮内先生はイギリスに留学され、シェイクスピアのドクター論文にて学位を取得されました。
東洋大学板倉キャンパスの設立においては多大な尽力を果たされています。
東洋大学では英語・英会話力の向上を目的とした講義と実習として留学にも大変力を入れています。
宮内先生もサウスウエスタン大学など多くの大学の引率者として参加されました。
国際観光学科 - フィールドスタディ

清浄院の住職として参拝者に癒しの空間を

宮内先生は東洋大学の講師であると同時に清浄院の住職でもあります。
清浄院は長谷寺の末寺であると共に、50種1,000株と言われる広大なボタン園で大変有名なお寺です。約2,000平方㍍のぼたん園は宮内住職が自ら設計され、本堂裏に8年がかりで完成されたものです。
回遊式の遊歩道が設けられた園内では、赤や紫、白、ピンクの色鮮やかな大輪の花が出迎えてくれます。参拝者からは「ボタンの香りに癒やされる」と好評です。
住職の夢は、このボタン園を日本一のボタン園にして参拝者の心を和ませたいと考えています。
お寺、シェイクスピア、教育、ボタン園という、様々なキーワードをお持ちの宮内先生です。先生は大学でどのような講義をされているのでしょうか。大きな興味を抱きます。

参考 : 板倉町役場ホームページから写真引用

清浄院(しょうじょういん)